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民訴族学漫談第31回*宗教とサブカルチャー

前に、 民俗学漫談*宗教のサブカル化 - CheatCut.hatena という漫談をしましたが、今回は、宗教とサブカルチャーについて、漫談をします。 サブカルチャーにおける「聖地巡礼」の現象 漫画やアニメに、現実の宗教施設が登場したり、神仏が登場したりします…

終わったのに、時間は過ぎてゆく不思議。

8月15日的な気分。

ようやく、小説が仕上がった。 とりあえず、早稲田文学に送る。 今日から、何をするんだろう。

最近

好い天気が何か月も続いている気がします。 零時に寝ても五時に寝ても昼まで寝ている。

お知らせ的な

年内の更新はしないような気がします。 小説を書くので。

東京日記

明治神宮の井戸にとびこんだ話 原宿駅で電車を降りて 明治神宮の大鳥居の真んなかをくぐった 鎮まった砂利道を歩いていたら 耳をつんざく音がして 三機の飛行機が急降下した 降りて来ると思ったらおれれ目がけて飛んで来た 恐ろしくなって 近くにあった加藤…

民俗学漫談第30回*七夕

一年には二度の区切りがある 年中行事には、神様にお願い事をするイベントがあります。 願いという漢字は、頭が大きくなるところをかたどったものらしいですね。 共同体の願いは、祭でかけられますが、個人的な願いはどこでしますか。 まず、初詣があります…

民俗学漫談第29回*炭素原子

ネットワークについてです。 ネットワークは、何かと何かを結ぶものなんですが、AとBを結ぶ。 これでは、いわゆるホットラインであって、ネットワークとは呼びません。 では、AとBとCを結んでみる。 AとB、BとC、CとA。 これでネットワークになったんでしょ…

民俗学漫談第28回_現代音楽

現代美術 現代美術もサブカル化しているように見えます。端ばかりつついて、中心がない。 個人的に現代美術はおもしろいと思うんですよ。参加してみたいくらいで。 でも、メインカルチャーとしての美術がどうも前面に出てきませんね。 美しいもの、崇高さで…

漢字を想う

たのしい 楽しい 頭の中ではひらがなの方が楽しいと思ったが、並べてみると漢字のほうが楽しそうだ。楽の成り立ちは、楽の音からきているとおもうが、踊っているように見える。

いまだに専門がない。

自分の知識に曖昧さを残す。 曖昧にするために読書をするようなもの。どんどん雑種化してゆく気がする。 物語というのは、因果関係を示すことで成り立っている。何か出来事が起きたり、登場人物が目的を持って行動したりするときに謎が示される。解きたがる…

民俗学漫談*映画

映画と祭 映画ができてから、カーニバルの昂奮がなくなりました。 映画で昂奮するわけです。カーニバルよりも安全ですからね。 映画の形式は、演劇の舞台と同じですね。同じ構造を持っています。 演劇は、祭の再現ですから、映画もその構造を継承している以…

民俗学漫談*学校の形式

学校という代わりを作り出すシステム で、そんなわけで、近代以降、国民国家の成立に合わせて学校を作りました。 その学校という場を作るのに、用いたモデルは、別に寺子屋じゃありませんよ。あれはコンテンツは参考にしたんでしょうが、形式は違います。 学…

民俗学漫談*学校の成立

学校という制度の先鋭化が一つの物に集中させる 学校で、同じ考え、同じ価値観を押し付けて行ったら、皆同じ考えになるでしょう。 言わずもがなで、それが第一にあります。 それよりも深いのは、「仲間外れ」を怖れる心理をあの場が植えつけているからです。…

民俗学漫談*売れるものの集中

便利なメディア 小説が売れない。と。私の話じゃないですよ。 全般的な話です。 小説が売れない、イコール、読まれない。と言うことにすると、まずは、今は、自分を表現する手段、自分の内面を探る手段が増えて、優秀な人たちが文学の側に入ってこなくなった…

グラビアポエム

不思議なことに、グラビアには、なぜか、モデルの写真の脇に詩が添えてある。 これを「グラビアポエム」と呼びますね。とりあえず。 キャッチコピーはキャッコピーとしててあるんですけど、たとえば、モデルの横に、「君と一緒にいられれば、毎日があたたか…

民俗学漫談*年神とサンタクロース

時間的なよみがえり 神社に参拝することは、魂のよみがえりを意味しますが、その空間的なよみがえりの場とともに、時間的なよみがえりの時があります。 そう、正月です。 大晦日から正月に変わるときは、世界が生まれ変わる時なんですよ。 だから、みんな、…

民俗学漫談*神饌

今回の漫談は、神饌(しんせん)です。お供え物ですね。 民俗学漫談のポリシーとして、細かいことを言っても仕方がない。 お供え物のバリエーションを伝えるのが目的ではなくて、お供え物とは、何なのか、それは、どういう行いなのか。ということを漫談します…

民俗学漫談*宗教の世俗化

宗教の世俗化ということがいつの時代にも言われていますが、こんなのは、「最近の若者は」という話と同じです。 宗教は、聖なるものを世俗化したものなんだから当たり前です。 そんなことはわかっているんですよ。 判っている上で、のっていくわけだから。 …

民俗学漫談*マレビト

今回は、思い出話をします。 中野新橋の駅から十分少々歩いたところに「川島商店街」という商店街があります。長さが一キロくらいですかね。端の方は、大江戸線の西新宿五丁目駅の方も近い。いったいいつごろかあるのか調べたことはありませんが、私のこども…

民俗学漫談*蕩尽のバリエーション*ハロウィン

蕩尽とは 蕩尽(とうじん)。民俗学のキーワードの一つです。 浪費の事なんですが、浪費だと、無駄遣いという意味ですね。ほしいままに費やす。ちょっと弱い。浪費家なんていう言葉もあるくらいで、まだ、日常や人間の域を出ない。 蕩尽だと、これはもう湯水の…

民俗学漫談*バレンタインデー

バレンタインデー。ありますよね。 日本では、年間の二割があの日に消費されるらしいですが、もとは、聖ウァレンティヌスの日です。ちなみに、ウァレンティヌスは、実在したか微妙なので、聖人に祀られてはいません。 このウァレンティヌスさん、恋人たちの…

小説;自己忘却セミナー

一 夕方五時の放送が響く。破(わ)れたスピーカーの音に続いて、夕焼け小焼けの曲が流れる。 「何だあの音は!」と男が撥ね上がった。 「何だって、五時だろ」 相手の男はちゃぶ台を挟んで答えた。こちらは心持鉤のある鼻を、スポーツ新聞に向けたままである…

短い小説:幻花燈ーまぼろしのはなのともしびー

good to the taste 蒸篭の縁にからしを塗り添えて肉まんを食べていたら 同じ様に蒸篭に入って肉まんの向うに控えていたあんまんが「たまにはおれにもからしを塗ってくれ」と云う 肉まんをつまむ手を休めて あんまんに眼をやった 「くれ、くれ」 「あんこにか…

小説;『ブラボー親爺』  

『徒久゛多煮』と太く勘亭流で書かれた行燈が軒先にかかる。木枠のガラスケースには佃煮が並ぶ。佃煮に挿してある薄板には価とともに、『あさり』や『うなぎ』と書かれてある。くつがえった札が二枚ある。 店の奥、上がった六畳間にはちゃぶ台を差し挟んで親…

小説:Z(ツェット)氏のけしき

Z(ツェット)氏のけしき 一 坂の上にベンガラ色をした三角屋根の家があって、庭に植えた桃や梨の木が、黄色い物干台の高さまで伸びている。 日曜日、Z氏が物干台に立って洗濯物を干していた。 長四畳くらいの物干台には物干し竿が一本渡してある。 空は澄ん…

個人的な小説のルール

Master your instrument Master the music.And then forget all that bullshit and just play. -Charlie-Paarker- 小説が自分にとって、何のために存在するのかを知る。その目的に適っている事を書き、叶っていない部分は外す。自分が書きたい様に書くのでは…

Old essay

昔書いたエセーです。10年前。 楓の木は、一年に三寸しか伸びず、長するのに二十年以上もかかる。ゆっくりと伸びるために、木が固くなり、ゆがみが少なく、楽器に用いられる。 一万年前まで、今のアイルランドあたりで、巨大な角を持った鹿がいた。角がある…

民俗学漫談*流行神

八百万の神がまします国 日本は八百万(やおよろず)の神がまします国、と言います。「まします」、というのはいらっしゃるということです。 で、八百万と書いて「やおよろず」と読みます。八が「や」、百が「お」、万が「よろず」です。 八百万は値ではなく、…

motion grafic

motion grafic 日本語に訳すと、遷し絵だろう。Motion graphicsは。移ろう絵。 Graphic designがlayoutなら、motion graficはcontrol 小説と、デザインと、映像の共通点。カメラの単一性。どこを見せたいのかを何を見せて、何を隠したいのかを作者が決める。…

Design

「デザインの目的は―建築であれ、ヴィジュアルデザインであれ、プロダクトデザインであれ、いずれのデザインであっても、すべて環境形成である」マックス・ビル 見やすさ、伝わりやすさばかりではなく、designそのものの力、と言っても、designの力で問題を…

Presentation

相手のために、自分の時間を用いる。何かを作るときは、入念に準備をする。 まず、何のためのプレゼンなのか。 将来 何をどうしたいのか。 相手 誰の向けたプレゼンなのか。 第一に 何を伝えるのか。一行で。何もかも伝えようとしないこと。 まず、メッセー…

勝手に広報―大学編―

受験生を増やしたい 今時、大学は都心に近い校舎をビルにすれば受験生は増える。しかし翌年下がるところもある。効果はその程度。 今は、職員を新卒で採用していない所も少なくない。将来、学生数の低下を見据えている。その分、いまは職員が足らないから派…

広告について

今はともかく、昔は、コマーシャルばかり見ていた。 15秒でメッセージを伝えるというものが好きだった。 番組も5分番組が好きだったし。 今は、テレビを持っていないので、あまり見ないんですが、この間、広告年鑑を30年分見る機会がありました。 ナイキのC…

お仕事話。おとぎ話。

私は、仕事の事をあれこれ言えるような立場ではないんですが、まあ、フィクションとして読んでください。 それではスタート。 仕事は状況を作ること。 一人で完結できることは楽しくないから、一人で完結しないようにもってゆく。たとえば、作ったものは、人…

小説的就活法

履歴書やエントリーシートをどう書いていいのか。という事はありますね。 私は自分では描いた事は少ないんですが、小説は書くんですよ。 で、小説を書くときに、どうしているかというと、自分の廻りに漂っている言葉を片っ端から紙の上に起こしてゆくという…

創造的精神

ま、「創造的精神」なんて、立派な言葉についてですけどね。 やるしかないという状況を自分で作る 選択肢を増やさないという事何ですよ。人間というものは、禁止というものをこしらえてから、禁止のなかで生きるようになってしまいました。そうして、心の奥…

民俗学漫談*デザイン

デザインとは 今回の漫談は、デザインです。 物には、何でもデザインがあります。お椀でもお盆でも。道具でも衣装でも建物でも。 デザインは、まず、機能性。機能を引き出すためのデザインがありますね。続いて、装飾。飾り付けですね。 見やすさ、伝わりや…

出版業界の縮小傾向について

出版の売り上げが下がっているみたいですね。反面、出版点数はそれほど減ってはいないらしいです。現代の人びと、ここで言う現代の人びとというのは、ざっと西暦2000年以降の人びとの事ですが、現代の人びとが情報を求めていながら、本は求めていない、とい…

民俗学漫談*文字というテクノロジー

思想をわがものに 日本美術の本をめくっていて、どうも趣味に合うのは、長谷川等伯から始まって、琳派、蕪村に芦雪や若冲できわまる感じがしました。それ以前の仏教美術や以後の浮世絵も素晴らしいとは思うんですが、あまり趣味ではないんですよ。 それ以前…

民俗学漫談*スマートフォン

バーチャル共同体 皆さん、スマートフォンをお持ちだと思いますが。 スマートフォン。今やあれを通じて社会とつながっていくものになっています。手放せなくなっちゃいましたね。 以前の携帯電話やポケベルは限られた範囲の共同体や組織とつながっていました…

民俗学漫談*名づけの力

No use to them,but it’s useful to the people that name them. 役に立ちはしないだろうけど、名づけた者とっては役に立つよ。 鏡の国のアリスのセリフです。 神社って、名前がありますよね。看板出している所もありますよね、鳥居の脇に。 名前のない神社…

民俗学漫談*絵巻物*仏像

絵巻物について 絵巻物は、奇譚(きたん)、不思議な話に仕立ててあるものがほとんどです。 書物にたいして、絵巻物は、スクロールしていきます。 スクロールは、今は、ディスプレイに表示させたものを動かすことに使われていますが。元々は、巻物の意味です。…

民俗学漫談*まざりあう自他の記憶

前回の漫談では、虚構の発生について、漫談しました。 人間は、いつの時か、虚構、フィクションを使うようになった。 どれほど正確に伝えようとしても、語りは必ずその状況に影響されて、虚構が混ぜ込む。と。 たとえば、ディズニーランドに行って、はじゃぎ…

民俗学漫談*虚構の発生

自分の経験していないことでも、平気で語れます。人は。 人間の脳って、フィクション向きですよね。ファンタジー向きですよね。 ノンフィクションじゃないですよ。 うつろとうつつのスライダー 経験を語るってことは、記憶をもとにしてやるはずの物ですが、…

民俗学漫談*宗教のサブカル化

前回の漫談で神社はフレキシブルな場だと、漫談しました。 神社のサブカル化 それで、フレキシブルな場である神社が時代の需要に答えようとして、サブカル化している気がしているんですよ。 神社にとどまらず、日本においては、宗教って、もはやサブカルチャ…

民俗学漫談*構造としての神社

教会に対してキリスト教。 お寺に対して仏教。 という事で言えば、神社に対して神道(しんとう)。 という事なんですが、これほど、舞台装置と教えの名称が重ならない宗教は珍しいですよね。宗教と呼べればだけど。 神仏分離させちゃった後の神社だからね。 神…

民俗学漫談*アニミズム

日本は、「八百万(やおよろず)の神」がまします。と言われます。 八百万(やおよろず)は、数字ではありません。ものすごくたくさん、という意味で、日本語では、ものすごく大きい数を八で表したんですね。 日本人は、自然を大切にしてきた。それは自然に魂が…

民俗学漫談*鳥居*縁日

神社に参拝に行く。 まず、鳥居をくぐりますね。 鳥居は、通る、ではなく、くぐると言います。 表札でも、ただの門でもないんですよ。鳥居は。 ぐぐるんです。別の空間にダイブする感覚があります。 お祓いは、もともとイザナギノミコトが黄泉(よみ:あの世の…