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CheatCut.hatena

noise&randomness

状況は把握しきれない。

「もうちょっと頑張れたはず」と、常々思う。
「もうちょっとうまく選んだら」と今になって悔やむ。
しかし、これが、bestだとしたら? 
そもそも、bestもworstもなく、これしかなかったんだとしたら? 
「これが実力」うんぬんの前に、実力も何も関係なく、この状況しか、現在は存在しなかったんだとしたら? さて、どうする? 
「実力の発揮」「才能の発揮」と言われている現象は、本当にあるのだろうか? 人間一人は、それほどの力を持っているのだろうか? 現在は、自分の把握をはるかに超えた物から成り立っているはずなのに。

日常は、因果関係で成り立っているわけではない。因果関係は或るのだろうが、人には把握しきれない。物語は因果関係だから、フィクションは、現実以上にリアリティが必要になる。
それで、状況がよくなった時に、勘違いが始まるのではないのか。「才能を発揮した」と。
行為はこの情況以外から発生もしなければ成り立ちもしない。
今の私がもっているものが、今の私に必要なものだとしたら。
自分の「可能性」を自分で引き出すような真似をするのは、自分で自分を押すようなもので進むわけがない。