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雑感

人には、年齢相応にふさわしい役割を期待され、それを反撥したり、引き受けたりする。こどもにはこどもの。十代は十代の、たとえば、勉強だったり、付き合いだったり。二十代なら、結婚が前提の「好き」だったり。五十代なら頼りになったり。これ、声帯と同じく、下の年齢を演じたり、また本気でやりたがると、どうかと思われるが、上の方はいけるんじゃなかろうか。四十代なのに七十歳くらいの役割を演じてみる。精神が現れた行為として。四十代なら、当然、いるものや欲しがるもの、そういうものを拒否する。たとえば、みんなが恋愛の話をしている脇で、マカロン食って、「こんなうまいものは初めて食った」とか言っているみたいな。若い人たちに感心しているとか。
70の者が七十の役割を演じても70にしかならないだろうが、これ、じつは、七十どころではなく、百六十歳くらい、つまり仙人クラスになれるのではないのか。行為としては。