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noise&randomness

夜の動物園

4年ほど前の夏に、上野動物園に行ったことがある。
その時は、『夜の動物園』という事で、夜も開いていた。
5時くらいに着いたが、パンダはもう夢の中にいる。

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『ニシゴリラ 16:00まで』という看板が傾いているから、ゴリラの銅像を見る。
動物の銅像は珍しい気もするが、気のせいであろうか。

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アシカが仰向けにひっくり返っている。

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泳ぐのもかったるいのであろうか。
動物が人間のようなしぐさをすると不思議な感じがするが、そもそも動物と人間の一切の仕草が違うというわけではないのかもしれない。
陸橋を渡ると、『えさ祭』が開催されていた。

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囃子の音は聞こえない。
何かと思えば、動物にやる餌を並べているのである。
笹やニンジンやジャガイモなどのほか、猿用の餌は小麦粉の袋のようなものに入っていた。

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動物の餌などは、人間のあまりものでもやっているかと思っていたが、猿用の餌を作って売っている会社があることに驚いた。
犬や猫や鳥の餌はそれ用の物が売っているから驚くこともないのかもしれないが、猿の餌の需要がそれほどあるという事である。

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夜も暮れてくると夜行性の動物以外はじっとしている。
狼などはぐるぐる歩いている。
フラミンゴは夜空の下で明るい色を浮かび上がらせている。

柵の向こうのにサイがいたが、この絵はなにが昔のだまし絵か何かで見た構図の気がする。

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『ベビーカー本日は終わりました』と、案内が出ていた。

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ビルを背景にして、バオバブの木であろうか。良くわからないが、不思議なけしきであった。

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閉門のアナウンスが流れだしたので、人々の流れに乗って帰る。

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樋口一葉記念館旧居跡など

2019年の6月25日に三ノ輪まで行き、15分ほど歩いて、樋口一葉記念館旧居跡などを見つつ、樋口一葉記念館へ。

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意外と来場者がいるが、見学する分には差し支えがない。
館内は、一葉ゆかりの品の展示のほか、たけくらべに関連してか、吉原に関する展示も多い。
江戸時代は、『おはぐろ溝』とよばれた堀で囲まれていて、大門と呼ばれる門から出入りしていたそうな。
また、『冷やかし』という言葉は吉原が発祥で、浅草の紙職人が紙を乾かしている間に、吉原を見物していたのがその由来との事。
一葉記念館を出て、吉原の神社に行ってみる。
境内は現代でもおしろいの臭いがして、いろいろな錦が奉納されていた。
自分も吉原を貫く通りを歩いてみたが、現代の廓の中はマンションも多いし、通りはコンビニもあるし、下校中の小学生もランドセルを背負って歩いているくらいである。
大門あとは現在は観光用の柱が立っている。

かつて、二カ所ある大門を締めきって吉原を貸し切ったのは紀国屋文左衛門であったそうであるが、現代ならディズニーランドを一人で貸し切るくらいのノリであったろうか。

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近くに『見返り柳』があり、ここで、遊女との逢瀬を名残惜しんで振り返っていたが、今は枯れそうである。

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恐らく『おはぐろ溝』の石垣であろうものが残っていた。

 

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ここから向こうが『廓』であり、異世界だったのである。

 

帰りは浅草寺へ。

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と、いう訳で、去年はゴールデンウィーク以降、東京近郊に出かけた物であったが、今年のゴールデンウィークはおとなしくしていよう。

 

すみだ水族館へ

あくる日、今日も晴れて日差しが強い。
すみだ水族館へ。

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ペンギンはどこでも人気者であるが、近頃は海月も人気のようでここでも海月が飼育されていた。

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写真に収めて、コンピュータのディスプレイの壁紙に良い気はする。
ちんすこうという謎の水族。

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あまり広くはない水族館であるが、都心に近いせいか、かなり混雑していた。

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西洋美術館へ行く

2019年の6月15日に西洋美術館へ行く。
雨である。
松方コレクションを開催していたが、自分には常設展で十分であるので、常設展の切符を買う。
土曜日であるから、それなりに人はいるが、ゆっくり見れなくもない。
幾つかは写真も撮影できる。

 

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『聖アントニウスの誘惑』は、自分の好む題材であるが、この絵の中で一人だけまともな女がいるが足を見ると鳥のような足をしている。

こちらの印象派のものは女ばかりで、足元も人間のようである。

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悪魔が本気で誘惑するのであれば悪魔的な姿を取るわけがないのである。
愛を振りまく方々。

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常設展だけで4時間ほど見ていた。

国立科学博物館へ行く

2019年の6月13日になって、国立科学博物館へ行く。

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日差しが強く暑いから、屋内である。
入り口付近には蒸気機関車があるが、昔はこれを岡蒸気と呼んでいた。
岡を走る蒸気船という事である。
このようにすでに知っている物になぞらえる事で人は新たな物を受け容れる事をする。

興味に従って、館内を歩く。

平日のせいか、小学生が多くいる。
水族の模型か、剥製か、それらが天井まで埋めている通路を通ったり、カラフルな資料の入った試験管にロマンを感じたり、鉱物の壁一面に並んだ部屋では、鉱物でもコレクションしたくなった。

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屋上があるというので、行ってみる。
薬草なども生えてあるが、日差しが強くで叶わないから、飲み物だけ自動販売機で買って帰った。

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埼玉県立近代美術館へ行く

2019年の6月6日になって、北浦和の駅に降り立つ。
少し歩いて、埼玉県立近代美術館へ行く。

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その日は100円で見学できた。

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近代の西洋画や日本のものも展示してある。
外には彫刻があって、興味を注ぐ。

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外の公園には大きなオブジェが展示してある。
白い立方体に窓が付いたものがあって、仲を見ると、ベッドやテレビ、シャワー室があり、これは新橋のカプセルタワービルのユニットではないか。

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説明書きもないから、なぜここにあるのか知れぬが、意外なところに知っている物が置いてあると驚く。

5時過ぎに駅に戻り、電車に乗り、浦和で降りる。

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目当ては調(つき)神社である。
駅から10分ほど歩く。
この神社の特徴としては、まず鳥居がない。

鳥居がないのは古代の租庸調のうち、調を集める場所であったからであり、それがのちに神社となったそうである。
それで調(つき)神社という。
さらに目を引くのが狛犬が兎であり、こちらは調(つき)から月への連想であり、月と言えば兎であるから、という訳らしい。

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本来水を司る龍があるべき所にも兎がいて、水をはいている。

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参拝を済ませて、境内を見ると、神輿の入った蔵がスケルトンである。

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いろいろと珍しい神社であった。
帰りの電車で『熊本デスティネーションキャンペーン』観光ポスターがあったが、デスティネーションってなんだろう。

 

大方の大衆は分るのか。

上野へ

5月31日、二時間も三時間も四時間も電車に乗っているのが嫌になってきたので、近場に行く。
上野へ東寺展を見に行こうと思った。
寛永寺の前を通ると鉄柵に三つ葉葵の紋どころをあしらっている景色が見える。

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少し歩くと、こども図書館と言うのがあるから、入って聞くと、見学もできるらしい。
食堂があるから、スパゲティを食べる。500円くらい。

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時間が遅かったから、空いている。
館内をぶらぶらするだけでも楽しいし、昔の子ども向けの本や雑誌、絵本が並んでいる場所では時を忘れかけて、閉館のアナウンスを聞くまでいた。

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今日の目的は、国立博物館である。
途中、かつての上の動物公園駅の入り口を通る。

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味わいのある建築物と思われるが、昔よりは技術が進んでいる筈であるのに、閉めなくてはならぬのであろうか。
一体に、技術が進化して、合理性が進むのは単純な話である。
むしろ技術が進むことにより、無駄な事、遊びが増すべき余裕ができなくては何のための進歩かわからない。
国立博物館に行くが、入るのに1時間近く待たねばならない。

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金曜日の夕方なら空いてるのではないか。
そう思って来たのに、皆、歓楽街でフィーバーせずに仏像を拝みたいのであろうか。
待っていても仕方がないから、東洋館を見学することにした。

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こちらは空いている。
空いていると言ってもこれまで行って来たような科学館や古墳のそばの資料館よりは人がいるが。
それでも館内は、厳粛な空気に包まれていて、古代の遺物が暗がりにぼうっと光を浴びて浮き上がっているかのような雰囲気が漂っている。
エレベーターは四方をガラスで囲まれている。
かっこいい。
乗ってみた。

二往復したところで他人が乗ってきたから、降りて整然と湾曲する机に並べられた青銅器を見る。

現代から見れば無駄な装飾、非効率な形なのではあろうが、この存在感を見ていると、合理性というものは、なんら人の心を揺さぶることはない気もしてくる。
自然を気にせず物の存在も気に掛けなければ、他人など気遣う心も身に着くまい。
6時になったから、本館へ行ってみる。
まだ行列しているが、並ぶ。
入り口脇に東寺展の巨大な広告が張り出されていたが、仏像があたかもヒーロー戦隊のごとくレイアウトされている。
何か違う気もしたが、むしろ当時の民衆にとっては、仏像はヒーロー的存在で、ヒーロー戦隊がその伝統を受け継いだ上に成り立っている幻想なのではないかとも考えた。
20分ほどの行列で中に入れた。
入れたものの、中は善男善女で混雑するばかり。
昔、上野にパンダが来た時ほどではないものの、自分などは、他人にぶつからぬようにするだけで精一杯。
へとへとになりながら出口を目指す。
この展示は撮影禁止であるが、唯一の仏像の撮影スポットでは著名人の記者会見のようになっていた。

日本ギャラリーで風俗画などを見て出る。
まだこれからはいろうとする人々がいたのには驚いた。
夜の光の中に浮かぶ博物館はロマンがある。

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通りを渡って上野の駅へ向かう。
スターバックスが夜の公園に光っていた。

 

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