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鹿島神宮・香取神宮へ

四日ほど家にいて、5月15日に香取鹿島の両神宮へ向かうべく、成田の駅で乗り換え、香取駅へ。

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無人駅である。
今回の旅で無人駅は初めてである。
改札と呼ぶべきものはなく、ICカードをかざす機械だけがある。
出ては見たものの、香取神宮香取駅の近くにあるわけではない。
出たところにある看板には『香取市へようこそ! 香取神宮まで徒歩30分』と書いてある。
駅を左に、小学校に突き当たり、また左に進むと、古墳がある。
『ハイキングコース』というペンキの看板が傾いている。

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ここは果てしない山道に続いているわけではないから、登ってみる。
ただの森林浴的な散策である。
香取神宮方面へ抜けられるとの事であったが、どうも、畑に出る。

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戻って別の道へ行くと、また別の畑で、スーパーカブが止まっている。

戻ることにして、車道沿いを歩く。田圃の道を進み、大きな通りを渡って、歩道のない山に入っていくような車道を進む。
登って降りると、駐車場が見え、香取神宮の参道に着いた。

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広い境内でゆっくり参拝ができた。

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再び田圃を抜けて、別の道から駅へ向かうと、中学生たちが下校していた。
まだ、遅い時間ではないので、香取神宮にも行こうと思う。
駅へ行くと、5分前に電車は出てしまったらしい。
駅近くに大衆食堂があるから、行く。暖簾は出ていて、電気もついているのであるが、人がいない。

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すると、婆さんが入ってきて、「いらつしゃいませ」という。
座蒲団の敷いてある椅子に腰かけ、焼きそばを頼んだ。
素朴な味でうまかった。

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食い終って、焙じ茶を飲みながら、大相撲を見ていると、爺さんが入ってきて婆さんと話し始める。
まだ、少し早いが、駅で待とうと思って、「ごちそうさま」と声を掛けた。
爺さんが婆さんに「お代はもらった」と聞く。婆さんは「もらった」と言う。
自分は払った覚えはない。
「まだですよ」と言って爺さんに五百円玉を渡して出た。
駅には誰もいない。
自分はなんとなく来た時は1番線だから帰りは2番線だろうと思って、歩道橋を渡り、反対のホームへ行き、待合室のプレハブ小屋で待つことにして、行くと、親爺が寝ていたから、駅の出入り口のベンチで待つことにした。
改めて時刻表を見ると、香取神宮に行くにも、帰るにも1番線に電車は来るのである。
難易度が高い電車である。
鹿島神宮駅に降り立つ。
坂を登り、鹿島神宮の参道に出る。

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すでに5時を過ぎているから、社務所などは閉めているものの参拝はできた。
奥へ進むと鹿がいる。神使いである。

鹿島神宮駅に戻ると日は暮れていた。

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自分は帰りはJRではなく、アクセス特急で帰る都合があったから、成田空港に行きたかった。
成田駅で待っていると、駅員がアナウンスで、『成田空港にお急ぎの方は東成田からが早い』とかなんとか言っている。
そういうものか。東成田と言う駅は降りたことがないが、成田に行けるのか。
それならと思って、東成田まで行って、ホームに降りる。
降りた人は疎らである。
なんだか、相当地下にあるような雰囲気であり、またホームの数が多い気がする。
ホームの時刻表を見ると、それほど頻繁の利用があるとも思えない。
案内を見るが、成田空港の表示がない。
どうやって行くのか見当がつかないが、戻ったらまたどれだけ時間がかかるか知れないし、とりあえず地上に出たら歩いて行けるんじゃないかと思って、改札を出る。
人がいない。
ふと、右手にトンネルが開いている。
見れば『空港第2ビル駅への連絡口』とある。
ここか、と思って入っていくが、ひたすらのっぺらぼうの人工的なトンネルを孤独に歩くのは山とまた違って無気味であった。